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サイアミディン SIAMIDINE(成分:シメチジン)400mg 200錠 癌の転移を抑制
サイアミディン(成分:シメチジン)400mgは、胃酸の分泌を抑制し、胃炎や胃潰瘍の治療に用いられるH2受容体拮抗薬です。また、近年ではがんの転移抑制作用にも注目されています。
■効能
・胃潰瘍、十二指腸潰瘍
・吻合部潰瘍
・Zollinger-Ellison症候群
・逆流性食道炎
・上部消化管出血(消化性潰瘍、急性ストレス潰瘍、出血性胃炎など)
■用法と用量
一般的に、1日800mgを2回(朝食後および就寝前)に分けて経口投与します。また、1日4回(毎食後および就寝前)または就寝前1回の投与も可能です。
■使用上の注意
治療中は経過を観察し、必要最小限の使用に留めることが推奨されます。効果が見られない場合は使用を中止し、別の治療法を検討します。
■副作用
便秘、発疹、頭痛、めまい、吐き気、下痢、食欲不振などが報告されています。
■シメチジンの驚くべき効果:がん転移を抑制
シメチジンは、胃酸分泌抑制以外に、がん細胞の成長や転移を抑制する可能性が報告されています。特に免疫応答の活性化やサイトカインの産生抑制を通じて、腫瘍の進行を防ぐ作用が期待されています。
■シメチジンの歴史と研究
・1950年代:米国で開発、当初は胃潰瘍治療薬として登場
・1970年代以降:がん転移抑制作用に関する研究が進展
・1980年代:臨床試験で生存率の改善効果も報告
・現在:胃がんや乳がん治療の補助療法として一部活用されている
■シメチジンのメリット
転移の抑制:がんの他臓器への転移を防ぐ補助的効果
胃酸の抑制:胃炎・胃潰瘍の治療に効果的
消化管の保護:粘膜の保護と合併症予防に寄与
薬物代謝の補助:一部薬剤の作用時間を延長
副作用が比較的少ない:体への負担が軽く、継続使用しやすい